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女川春祭りに本屋前で初の古本市を開催

女川の春祭り(おながわ春のまつり)に合わせ、本のさかい店舗前で初となる小さな古本市を3月23日に開催しました。

企画から実施までわずか2週間強という短い準備期間でしたが、町内外から2名の皆様に本の売主(本を箱を入れて売るので「箱主」と表記)としてご参加いただき、本のさかい店員を入れて3名の箱主による実施となりました。

お茶会も実施・多彩な出店者

それぞれ箱主が特色を出し、彩りがある古本市となりました。

女川本ぶどう園・渡邊様:現在クラウドファンディングに挑戦中の地元ワイン製造プロジェクトの代表。ワイン関連書籍の展示販売に加え、来場者に抹茶をふるまう心温まるおもてなしを提供。

町外からご参加のT様:文庫本を中心とした品揃えで出店。過去の出店経験から培われたプロフェッショナルな展示方法は、テント設営から本棚の配置、値付けまで非常に参考になりました。

本のさかい店員:大小4箱の書籍を展示販売。また地元の柔道スポーツ少年団の広報として柔道衣を着用し、本のさかいで進めている「女川と縄文」についてのポスター展示も行いました。

当日の様子と今後の展望

会場では女川観光大使であるソロアイドル寺嶋由芙さんの楽曲を流し、前日に女川で行われた単独ライブの余韻も楽しみました。快晴に恵まれたこの日は、本好きの方々や地域の方々が次々と来場し、本を通じた交流を楽しむことができました。

「まずは試しにやってみよう」という小さな一歩から始まったこの企画ですが、実際に開催してみると「楽しい!またやりたい!」という気持ちが自然と湧き上がりました。手作りの看板製作も文化祭のような楽しさがあり、箱主の皆様からも「また参加したい」という声をいただき、今後の継続・発展を期待させる結果となりました。

今後は、今回と同様、ゴールデンウイークや女川の夏祭り、春祭りのときなどに本屋前のスペースで古本市を開催する方向で進めていきたいと考えております。将来的には石巻の一箱古本市のような、町の各所に賑わいをもたらす文化イベントになったら最高だと考えております。

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